今回旅をした時期は、ちょうど夏休みの期間ということで現地の子供たちと接する機会もたくさんありました。現地の子供たちはとにかく日本のアニメ(マンガ)が大好き!私が日本人だとわかると「なると!なると!」とマンガのタイトルを呼び掛けてきます。
日没が遅く日の出も遅いモロッコにおいて、人々が活発に動き始めるのは21:00を過ぎてから。これは子供も同じで、22:00を過ぎた夜のスーク(市場)でも、たくさんの子供を目にします。親子連れで買い物に来ている子供、お店を手伝う子供、夜でもとにかく大人と同じくらい子供がいる。
ある町では23:00を過ぎても、子供たちが遊んでいます。


(列車での移動中に出会った10歳の男の子。アラビア語を教えてもらったお礼に、折り紙で手裏剣と折り鶴を作ってプレゼント。日本の文化は大人気です)

でもこれらの子供たちはまだ、裕福とまではいかなくても普通に生活を送れる子供たちです。
旅の途中、貧困地域では、何人もの「チップ」をねだる子供たちとも遭遇しました。
足元の危ない川岸に大勢の子供たちが待っており、手を差し伸べる。無事に川を渡り終わるとすぐに小さな小さな手の平を上に向け「チップ」「チップ」と…。また観光客が多く集まる場所でも同じ光景を目にします。

日本では、このようなことはありません。
学校に行きたくても行けずに、お金を得るために生きる子供、
学校に行ける環境にあるのに行けない子供・・・今回の旅で一番考えさせられました。
教育を受けていない子供たちは、英語がほとんどわからないので、今回の旅では子供たちに、色々な話を聴くことができなかったのが、残念でなりませんが、少なくとも私には、「不幸」という2文字は浮かんできませんでした。
彼らは彼らなりに純粋に一生懸命生きているから。その一途な眼差しには眩しさすら感じるほどです。逆に彼らの目には私がどんな風に映ったのでしょうか?
幸せそうに見えたのでしょうか?羨ましく映るのでしょうか?そんな話をもっとしてみたかったです。

https://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/09/写真10.jpghttps://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/09/写真10-150x150.jpghatarakuba最新記事若者Vioce今回旅をした時期は、ちょうど夏休みの期間ということで現地の子供たちと接する機会もたくさんありました。現地の子供たちはとにかく日本のアニメ(マンガ)が大好き!私が日本人だとわかると「なると!なると!」とマンガのタイトルを呼び掛けてきます。 日没が遅く日の出も遅いモロッコにおいて、人々が活発に動き始めるのは21:00を過ぎてから。これは子供も同じで、22:00を過ぎた夜のスーク(市場)でも、たくさんの子供を目にします。親子連れで買い物に来ている子供、お店を手伝う子供、夜でもとにかく大人と同じくらい子供がいる。 ある町では23:00を過ぎても、子供たちが遊んでいます。 (列車での移動中に出会った10歳の男の子。アラビア語を教えてもらったお礼に、折り紙で手裏剣と折り鶴を作ってプレゼント。日本の文化は大人気です) でもこれらの子供たちはまだ、裕福とまではいかなくても普通に生活を送れる子供たちです。 旅の途中、貧困地域では、何人もの「チップ」をねだる子供たちとも遭遇しました。 足元の危ない川岸に大勢の子供たちが待っており、手を差し伸べる。無事に川を渡り終わるとすぐに小さな小さな手の平を上に向け「チップ」「チップ」と…。また観光客が多く集まる場所でも同じ光景を目にします。 日本では、このようなことはありません。 学校に行きたくても行けずに、お金を得るために生きる子供、 学校に行ける環境にあるのに行けない子供・・・今回の旅で一番考えさせられました。 教育を受けていない子供たちは、英語がほとんどわからないので、今回の旅では子供たちに、色々な話を聴くことができなかったのが、残念でなりませんが、少なくとも私には、「不幸」という2文字は浮かんできませんでした。 彼らは彼らなりに純粋に一生懸命生きているから。その一途な眼差しには眩しさすら感じるほどです。逆に彼らの目には私がどんな風に映ったのでしょうか? 幸せそうに見えたのでしょうか?羨ましく映るのでしょうか?そんな話をもっとしてみたかったです。下町の農と食で地域をつなぐ