日光徒歩行軍2017(日本ES開発協会主催・903シティファーム推進協議会協力)の最後の締めくくりに日光東照宮にて行った基調講演を開催。

「栃木をかっこよくしたかった」

この思いから「紅茶」を選び起業したワイズティーネットワーク株式会社・根本社長をお招きし“未来から選ばれる会社”そして“次世代のはたらく笑顔のつくり方”というテーマで基調講演そしてパネルディスカッションを行った。

 

今回は特別に 根本社長が入れていただいた紅茶を楽しみながらの講演時間。

世界初のワイン紅茶【アンコールビズ】の華やかな香りが広がっている会場。

 

■なぜ起業したのか?

2006年創業当時の栃木県は…

魅力度ランキング最下位

知名度ランキング最下位

交通事故ワースト1

景観ワースト1

そんなまちで 子どもたちが俺のまちが好きだとは言えないだろう。

なぜ日本の月曜日は殺伐としているのか?

…金曜日に一週間の仕事がやっと終わった!と元気になる。

こういう大人をみたら子どもたちは働くって地獄なんだって感じるかもしれない。

 

今の日本に足りないものはカネではなく「ココロ」

「地域も元気にする」役目を担いたい。

「栃木をかっこよくしたい」

 

このような志を持ち起業した根本社長

■なぜ紅茶なのか?

世界中の人と地域を元気にする「5000」通りの候補をあげて

自分が設ける20の関門「人間に身近で」「毎日」「老若男女誰もが楽しめ」「カロリーも無く」「気づかぬ内にいやされて」「健康になる」…そしてみんなが「笑顔」に「ほこらしく」なるものは…?

それを完全に満たすものが「紅茶」だったそう。

いつになったら紅茶を飲んで幸せになれるかな?

~飲んでいる「シーンを提案する」~

いつどこで誰がどうなって欲しいという「おもい」を込めて。

Tea storyをつくっていった。

 

そして「日本で一番紅茶を飲まない地域」と言われた宇都宮・栃木県がなんと 紅茶の消費量 全国一位に。

”狭い”紅茶を”広範囲で”活用できた理由は「発想」の転換。

「決めつけない」大切さ。

「常識」を「非常識」に・「非常識」を「常識」にできる力だと言う。

そこに一つポイントがあって「100人中100人幸せになるものだったら誰も悲しまないものだったら」革命をおこしてもよいとのこと。

 

■全国初と言われる小学校に紅茶部を創部し 子供たちの郷土愛を育むココロミを続ける 根本社長

この紅茶部の特色と役割を「六方よし」としている。

「児童」「学校」「教育委員会」「保護者」「地域ボランティア」そして「会社」の六方よし。

六者とともに創っていくココロミ。

〇〇市のみんなの紅茶にするために「いかに巻き込んでいくのか!」

オリジナル紅茶をつくる過程は みんなでまちのいいとこ探しをやっているような感覚になる。

いかに「私がつくった紅茶」にするか。

自分事感や自分たち事感を持ってもらうか というプロセス。

 

このプロセスはまさに今経営に求められる「関係性のマネジメント」だと矢萩氏。

また矢萩氏は続けて「イノベーションは 異質なものの存在が入ることによって起きる」と

ワイズティーネットワークの「VS」で無く「And」「With」の精神を今組織が求める創発の鍵だと話した。

 

未来に選ばれる会社とは「顧客と地域から愛され 無くなっては困るという存在になる事」と根本氏。

皆さんの 起業のカタチ・会社経営のカタチ へのヒントが詰まった基調講演となった。

https://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/12/DSC04080.jpghttps://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/12/DSC04080-150x150.jpghatarakubaはたらくをデザインする日光徒歩行軍2017(日本ES開発協会主催・903シティファーム推進協議会協力)の最後の締めくくりに日光東照宮にて行った基調講演を開催。 「栃木をかっこよくしたかった」 この思いから「紅茶」を選び起業したワイズティーネットワーク株式会社・根本社長をお招きし“未来から選ばれる会社”そして“次世代のはたらく笑顔のつくり方”というテーマで基調講演そしてパネルディスカッションを行った。   今回は特別に 根本社長が入れていただいた紅茶を楽しみながらの講演時間。 世界初のワイン紅茶【アンコールビズ】の華やかな香りが広がっている会場。   ■なぜ起業したのか? 2006年創業当時の栃木県は… 魅力度ランキング最下位 知名度ランキング最下位 交通事故ワースト1 景観ワースト1 そんなまちで 子どもたちが俺のまちが好きだとは言えないだろう。 なぜ日本の月曜日は殺伐としているのか? …金曜日に一週間の仕事がやっと終わった!と元気になる。 こういう大人をみたら子どもたちは働くって地獄なんだって感じるかもしれない。   今の日本に足りないものはカネではなく「ココロ」 「地域も元気にする」役目を担いたい。 「栃木をかっこよくしたい」   このような志を持ち起業した根本社長 ■なぜ紅茶なのか? 世界中の人と地域を元気にする「5000」通りの候補をあげて 自分が設ける20の関門「人間に身近で」「毎日」「老若男女誰もが楽しめ」「カロリーも無く」「気づかぬ内にいやされて」「健康になる」…そしてみんなが「笑顔」に「ほこらしく」なるものは…? それを完全に満たすものが「紅茶」だったそう。 いつになったら紅茶を飲んで幸せになれるかな? ~飲んでいる「シーンを提案する」~ いつどこで誰がどうなって欲しいという「おもい」を込めて。 Tea storyをつくっていった。   そして「日本で一番紅茶を飲まない地域」と言われた宇都宮・栃木県がなんと 紅茶の消費量 全国一位に。 ”狭い”紅茶を”広範囲で”活用できた理由は「発想」の転換。 「決めつけない」大切さ。 「常識」を「非常識」に・「非常識」を「常識」にできる力だと言う。 そこに一つポイントがあって「100人中100人幸せになるものだったら誰も悲しまないものだったら」革命をおこしてもよいとのこと。   ■全国初と言われる小学校に紅茶部を創部し 子供たちの郷土愛を育むココロミを続ける 根本社長 この紅茶部の特色と役割を「六方よし」としている。 「児童」「学校」「教育委員会」「保護者」「地域ボランティア」そして「会社」の六方よし。 六者とともに創っていくココロミ。 〇〇市のみんなの紅茶にするために「いかに巻き込んでいくのか!」 オリジナル紅茶をつくる過程は みんなでまちのいいとこ探しをやっているような感覚になる。 いかに「私がつくった紅茶」にするか。 自分事感や自分たち事感を持ってもらうか というプロセス。   このプロセスはまさに今経営に求められる「関係性のマネジメント」だと矢萩氏。 また矢萩氏は続けて「イノベーションは 異質なものの存在が入ることによって起きる」と ワイズティーネットワークの「VS」で無く「And」「With」の精神を今組織が求める創発の鍵だと話した。   未来に選ばれる会社とは「顧客と地域から愛され 無くなっては困るという存在になる事」と根本氏。 皆さんの 起業のカタチ・会社経営のカタチ へのヒントが詰まった基調講演となった。下町の農と食で地域をつなぐ