レストランなどの余剰食材で作られたメニューを毎月定額でテイクアウトできるスマートフォン向けアプリが開発されている。月1980円で、毎日2品まで選ぶことができる。日本が抱える食品ロス問題と、日々の食費を抑えたい人をマッチングさせる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

食品ロスに切り込む同アプリは、2017年中のローンチを目指しており、現在会員登録を受付けている

同アプリの名称は、「Reduce GO(リデュースゴー)」。開発しているのは、SHIFFT(東京・豊島)。同社では、日本の食品ロス問題に着目した。経済産業省の調査では、日本で食べられるのに捨てられる量は、年間で642万トンに及ぶ。この量は、国連が食糧難で苦しむ国々に援助している総量の2倍に当たる。

こうした背景を受け、同アプリを開発した。利用者は月額1980円を支払えば、登録しているレストランなどが売れ残った食材から作った料理を毎日2品まで受け取ることができる。料理の配達は受付けておらず、利用者が店舗に取りに行く仕組みだ。

アプリから2タップでメニューを選べる

受け取り可能な時間帯は店舗によっても異なるが、基本的に閉店間際の時間となる。4月から事前の会員登録を開始し、これまでに1300人ほどが登録している。登録店舗数は30ほどだという。

ローンチは2017年中を予定しており、まずは東京23区内でサービスを開始する。

オルタナs 2017年6月28日掲載 http://alternas.jp/study/it_social/70617

https://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/08/screencapture-reducego-jp-1498626004080-600x341.jpghttps://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/08/screencapture-reducego-jp-1498626004080-600x341-150x150.jpghatarakubaオルタナライフ×ワークスタイルレストランなどの余剰食材で作られたメニューを毎月定額でテイクアウトできるスマートフォン向けアプリが開発されている。月1980円で、毎日2品まで選ぶことができる。日本が抱える食品ロス問題と、日々の食費を抑えたい人をマッチングさせる。(オルタナS編集長=池田 真隆) 食品ロスに切り込む同アプリは、2017年中のローンチを目指しており、現在会員登録を受付けている 同アプリの名称は、「Reduce GO(リデュースゴー)」。開発しているのは、SHIFFT(東京・豊島)。同社では、日本の食品ロス問題に着目した。経済産業省の調査では、日本で食べられるのに捨てられる量は、年間で642万トンに及ぶ。この量は、国連が食糧難で苦しむ国々に援助している総量の2倍に当たる。 こうした背景を受け、同アプリを開発した。利用者は月額1980円を支払えば、登録しているレストランなどが売れ残った食材から作った料理を毎日2品まで受け取ることができる。料理の配達は受付けておらず、利用者が店舗に取りに行く仕組みだ。 アプリから2タップでメニューを選べる 受け取り可能な時間帯は店舗によっても異なるが、基本的に閉店間際の時間となる。4月から事前の会員登録を開始し、これまでに1300人ほどが登録している。登録店舗数は30ほどだという。 ローンチは2017年中を予定しており、まずは東京23区内でサービスを開始する。 オルタナs 2017年6月28日掲載 http://alternas.jp/study/it_social/70617下町の農と食で地域をつなぐ