ーたった150年前まで、浅草には「浅草田圃」入谷には「入谷田圃」が広がっていた。ー

そう聴いたとき、いまを生きるわたしたちには、その田園風景が想像できませんでした。

失くなってしまった「土に触れる」「生態系を知る」「一緒になにかを育てる」という経験や体験。ネットの環境が当たり前となったこの世の中において、“自然と共に生きる”という感覚を養うことは、何事にも変えがたい素養となります。

想像して見てください。150年を経て広がる下町の田園風景を。

昔のように田圃や畑が広がる未来を描くことは難しいかもしれませんが、いたるところで、バケツに稲が育ち、プランターに野菜が実る。そんな下町の未来の田園風景に子どもたちが参加することで、自然との関わりが日常になります。

その風景の“一歩目”を秋葉神社から。
現在農地が“0”の台東区のまちに、1反(1000㎡)の田畑をバケツとプランターで一緒によみがえらせましょう。
自然栽培でお米と野菜を育てて、まちの未来と子どもたちの未来を描きましょう。

③カリキュラム日程

半年間のプログラム&奉納祭の予定】

5月23日  :バケツ稲の田植え

6月20日  :野菜の種まき

7月18日  :自然農園講義 / 野菜BBQ

8月22日  :野菜の収穫&水抜き講座

9月19日  :野菜BBQ

10月上旬 :稲刈り&干し

10月24日:干し直し

11月下旬:奉納祭

各回、会場の秋葉神社では田心マルシェを開催し、こだわりの新鮮お野菜を販売いたします。田心マルシェの詳細はこちら

④会費

【会費】半年会員 3,000円 特典:本拠地である秋葉神社に協力メンバーとしてお名前を掲示いたします。

    単会費     700円 ※BBQ等の参加費は別途頂戴いたします。

⑤お申し込みへ

〈次回概要〉

日程:6月20日(土) 13:00〜16:00

場所:秋葉神社 〒111-0036 東京都台東区松が谷3-10-7

   最寄り駅 東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩7分

内容:野菜の種まき

秋葉神社さんに設置させていただいたレイズドベッドに、夏・秋野菜のタネを蒔きます。

車椅子の方や子どもでも畑作業をしやすいダイバーシティなレイズドベッドというプランターのような畑(制作:いばらき園芸療法研究会の毛利さん)に、年始からつくりはじめた有機の落ち葉堆肥でできた土を入れ、タネを蒔きます。

農作業に知識のない方、お子さんでも楽しめるように、私たちがサポートします。
なお、今回育てる野菜は、9月に開催予定のBBQで食べたり、秋葉神社さんに奉納させていただく予定です。

「いばらき園芸療法研究会のレイズドベッド」

⑥ストーリー

バケツ稲の田植えで感じた意義と意味

2020年5月、バケツ稲の田植えをおこないました。

日頃からお世話になっている埼玉県越谷市の米農家(兼いちご農家)やまちゃんファームの山崎さんにもご協力いただき、青々とした稲の苗と土を調達。その際にバケツ稲のアドバイスもいただき、バケツも用意し準備OK。

自粛期間ということもあり、密をさけ、事前予約のあった3組とそのお友達家族合わせて4組に限定し、かつ会場も秋葉神社と田心カフェの軒先の2手に分かれました。

5月23日田植え当日、田心カフェの軒先にブルーシートを敷いて、バケツ等もセッティングし、最初の参加者のご家族がいらっしゃいました。

お母さんと、娘さん2人。今回はお姉ちゃんのみの参加。するとお姉ちゃんが到着するなり、スタッフに向けたデモンストレーション用のバケツ稲をまじまじと見つめて一言。

「なんで水の中に生えてるの?」

この子は、田んぼを見たことがありませんでした。

これは、この子に限ったことではなく、田心カフェの前を通りかかった子どもたちに聞いてみると(バケツ稲が珍しくてそこそこ人だかりができた)大半の子が田んぼを見たことがないということがわかりました。

バケツ稲の田植えは泥づくりからスタート。土に水を加えてまぜまぜ。
大人も、子どもも、腕から先はどろどろ。
泥ができあがったら表面を平らにするためにぺたぺた。
その泥に稲の苗を4つ植えて、水をひたひたに。

子どもたちにとっては、泥んこになっても許される特別な時間。
お米という、ほぼ毎日食べる食べ物が育つ環境をつくるという、不思議な時間。

バケツ稲を1個つくると、次は子どもたちが先生になって、次の子たちに教える。
その先生たちの顔は誇らしそうでもあり、好奇心に満ちているようにも見えました。

今回のバケツ稲の田植えを通じて感じたことは、自然に触れることの必然性と必要性です。自然に触れることの少ない環境という不自然が、どれだけ子どもたちの好奇心に歯止めをかけてしまっているのか。

これまでも、田心マルシェの活動の一貫で、ビニールプールに生き物を入れて池を再現したり、ザリガニ釣りの環境を整えたりしましたが、そのときも子どもたちの目はキラキラしていました。今回のバケツ稲の田植えも、そのキラキラに近いものを感じます。

バケツ稲の田んぼでも、レイズドベッド・プランターの畑でも良い。その擬似的な自然を感じられる環境を整え、浅草・台東区に未来の田園風景を広げることの意義を非常に痛感した、バケツ稲の田植えでした。

〈次回案内〉
次回は6月20日(土)13:00から、秋葉神社にて野菜の種まきします。
車椅子の方や子どもでも畑作業をしやすいダイバーシティなレイズドベッドというプランターのような畑(制作:いばらき園芸療法研究会の毛利さん)に、年始からつくりはじめた有機の落ち葉堆肥でできた土を入れ、タネを蒔きます。
農作業に知識のない方、お子さんでも楽しめるように、私たちがサポートします。
なお、今回育てる野菜は、9月に開催予定のBBQで食べたり、秋葉神社さんに奉納させていただく予定です。

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