自然農法学ぼう会では、毎月1回「読書会」を開催しています。
今回から課題図書が変わり、『「雑」の思想 世界の複雑さを愛するために』という本を読み進めています。

近代社会が喪った”雑”をキーワードに、市場主義や効率性の優先による弊害や、そこからこぼれ落ちてしまった多様性や繋がりに目を向け、オルタナティブな世界を模索する。

 

 

対話の時間を通して、活発な感想のシェア、意見交換が行われました。

知らず知らずのうちに埋め込まれた、雑に対するマイナスなイメージ。
雑に重なる、”弱さ”の概念。

雑や弱さを良くないものとして捉え、排除しようとする傾向の中で、誰かに頼ることが難しくなってしまっています。

そのような社会では、多様で複雑なコミュニティも意味のないものになってしまいますが、こうした緩やかな繋がりや流れの中にこそ、本当の豊かさがあり、創造的な未来があるのではないか。
改めて、私たちのコミュニティの意味を問い直す時間となりました🌱

月1回のこの場が、自身の内面や仲間の想いとじっくり向き合い、お互いの新たな一面を知っていく、貴重なひとときになっていると感じます。

そもそも、”雑”の考えや価値観そのものが多様であり、筆者が伝えたいのはそこなのではないかと、メンバーからの投げかけがありました。

この本を読み終えたとき、私たちの中にどんな答えが生まれていくのか。
皆で楽しみながら、引き続き対話を重ねていきたいと思います🐌

https://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2023/05/346118172_110443225386033_6663465901983644569_n-1-1024x550.jpghttps://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2023/05/346118172_110443225386033_6663465901983644569_n-1-150x150.jpghatarakuba自然農法学ぼう会自然農法学ぼう会では、毎月1回「読書会」を開催しています。 今回から課題図書が変わり、『「雑」の思想 世界の複雑さを愛するために』という本を読み進めています。 近代社会が喪った'雑'をキーワードに、市場主義や効率性の優先による弊害や、そこからこぼれ落ちてしまった多様性や繋がりに目を向け、オルタナティブな世界を模索する。 対話の時間を通して、活発な感想のシェア、意見交換が行われました。 知らず知らずのうちに埋め込まれた、雑に対するマイナスなイメージ。 雑に重なる、'弱さ'の概念。 雑や弱さを良くないものとして捉え、排除しようとする傾向の中で、誰かに頼ることが難しくなってしまっています。 そのような社会では、多様で複雑なコミュニティも意味のないものになってしまいますが、こうした緩やかな繋がりや流れの中にこそ、本当の豊かさがあり、創造的な未来があるのではないか。 改めて、私たちのコミュニティの意味を問い直す時間となりました🌱 月1回のこの場が、自身の内面や仲間の想いとじっくり向き合い、お互いの新たな一面を知っていく、貴重なひとときになっていると感じます。 そもそも、'雑'の考えや価値観そのものが多様であり、筆者が伝えたいのはそこなのではないかと、メンバーからの投げかけがありました。 この本を読み終えたとき、私たちの中にどんな答えが生まれていくのか。 皆で楽しみながら、引き続き対話を重ねていきたいと思います🐌下町の農と食で地域をつなぐ