アクアポニックスとは、水耕栽培(土を使わずに水で栽培する農業)と
水産養殖(魚の養殖)を掛け合わせた、次世代の循環型有機農業です。
魚に餌を与えると、フンや尿が出ます。これが植物の育成に必要な養分となり、
野菜が育つという仕組みです。
日本ではまだまだ知られていないのですが、
非常時に水と魚と野菜が一度に供給できるとして海外では政策化の動きもある程です。
今回ご縁をいただいたのは、Bright Leaf Scienceのユキさん&デールさん。
すべて手作りでアクアポニックスを造ってきたパワフルなお二人です。
Bright Leaf Scienceでは農薬不使用がモットー。農薬を使ってしまっては魚が死んでしまいます。
池掘りもソーラーパネルも自ら設置し、所々にいた小さな魚たちは水面に来る虫たちを
食べてくれるのだそう。
多種多様な植物にチャレンジして一つのハウスにたくさんの種類の植物がいて
魚たちとバランスをとり互いに活かし合って、生態系が成り立っています。
一人ひとりが活かし活かされるようにデールさんがよくモニタリングをして
ほんの少しだけバランスを整えます。自律分散型の組織とも重なるこの感覚。
今後どのように紡ぐことができるか。ご縁を大切に考えていければと思います。
【公式HP】Bright Leaf Science