今回の対談は、社会の課題を解決するコミュニティを運営する、コミュニティデザイナーとして活躍される但馬武さんにお話を伺いました。

社会起業家向けのコミュニティやゆるやかな関係性をつくる場づくりなど様々な場を周りの人々に提供しています。

但馬さんはこれまで、企業に勤めながらも、強いおもいを持ち、環境問題など社会課題の解決のために活動をしてきました。しかし、活動がコミュニティへと広がりを見せる中で、相手の気持ちや楽しさよりも「正しさ」を訴えることを優先してきたため、周りのメンバーとの関係性が築けなかったという苦い経験を経て、今の場づくりにおける考えに至りました。
正しいことだけでは他人はついてこない。決して自分の「正しい」と思った考え方だけを押し付けないこと、そのためには自分の良い部分だけでなく弱い自分、自分の多様性も認めてあげることからはじめたそうです。その変化を受け入れることで、自分と違う多様な人たちとの関係性を築くことができるようになりました。
自分一人で成し遂げることを重要視していた時期もあったそうで、5年・10年で目的を達成しようと、常に焦りがあったそうです。しかし、いまは自分たちの世代、次世代、次々世代まで時間軸を広げ、おもいのバトンをつなぐことで100年、200年という世代を超えて、おもいを達成できればよいではないかと考えに至りました。長い時間をかけて、そして大勢の中で自分の役割を果たせばよいと考えると、自分も、そして周りにも楽に接することができるようになり、プラスの影響があったそうです。

今回の但馬さんのお話は、多様性があたりまえになってきつつある今の世の中で、その多様性を活かして新しいものを生みだそう、幸せを見いだそうとする私たちに、大きなヒントを与えて頂きました。

https://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/02/g_taj.jpghttps://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/02/g_taj-150x150.jpghatarakubaはたらくをデザインする今回の対談は、社会の課題を解決するコミュニティを運営する、コミュニティデザイナーとして活躍される但馬武さんにお話を伺いました。 社会起業家向けのコミュニティやゆるやかな関係性をつくる場づくりなど様々な場を周りの人々に提供しています。 但馬さんはこれまで、企業に勤めながらも、強いおもいを持ち、環境問題など社会課題の解決のために活動をしてきました。しかし、活動がコミュニティへと広がりを見せる中で、相手の気持ちや楽しさよりも「正しさ」を訴えることを優先してきたため、周りのメンバーとの関係性が築けなかったという苦い経験を経て、今の場づくりにおける考えに至りました。 正しいことだけでは他人はついてこない。決して自分の「正しい」と思った考え方だけを押し付けないこと、そのためには自分の良い部分だけでなく弱い自分、自分の多様性も認めてあげることからはじめたそうです。その変化を受け入れることで、自分と違う多様な人たちとの関係性を築くことができるようになりました。 自分一人で成し遂げることを重要視していた時期もあったそうで、5年・10年で目的を達成しようと、常に焦りがあったそうです。しかし、いまは自分たちの世代、次世代、次々世代まで時間軸を広げ、おもいのバトンをつなぐことで100年、200年という世代を超えて、おもいを達成できればよいではないかと考えに至りました。長い時間をかけて、そして大勢の中で自分の役割を果たせばよいと考えると、自分も、そして周りにも楽に接することができるようになり、プラスの影響があったそうです。 今回の但馬さんのお話は、多様性があたりまえになってきつつある今の世の中で、その多様性を活かして新しいものを生みだそう、幸せを見いだそうとする私たちに、大きなヒントを与えて頂きました。下町の農と食で地域をつなぐ