第2回 を2017年5月22日 に放送しました。
ゲスト:三州製菓株式会社  代表取締役社長 斉之平 伸一 氏
対談テーマ:ダイバーシティ経営を実践し常に変化し続ける柔軟な組織へ!

再放送公開中▼

“社員がはたらきやすい会社”“多様性を認め合える会社”。
「はたらきやすい会社が良い会社!」という価値観のもと、やれ「副業解禁だ!」やれ「残業禁止だ!」やれ「女性の役員を増やすぞ!」と、“制度化”することが目的化してしまいがちな今。制度化されずに終わってしまうか、制度化されても時が経つと形骸化してしまう、そんな話を最近よく耳にします。

では、働き方変革、ダイバーシティ経営の推進によって、本質的に、組織はどのように変化するのでしょうか?

今回は、そんな疑問を、ダイバーシティ経営の先駆者であり、これからの社会に適応する柔軟な組織の在り方を示している、三州製菓株式会社の斉之平社長に問いかけ、その変化のプロセスとこれから先の展望について、ワクワクするお話をお伺いしました。

▶事前の取材の様子はコチラ


三州製菓株式会社 代表取締役社長 斉之平 伸一 氏
一橋大学卒業後、松下電器へと就職し松下幸之助氏の「全員経営」を学ぶ。28歳のときに三州製菓株式会社に入社し、40歳で代表取締役社長に就任。
2013年 3月:経済産業省「ダイバーシティ経営企業 100選」
2016年 2月:埼玉県「渋沢栄一賞」受賞
2016年 6月:内閣総理大臣表彰「男女共同参画社会づくり功労者」


斉之平社長は、一橋大学で過ごした学生時代に、大学の創設者である渋沢栄一氏の「義理両全」「論語とそろばん」を学び、「まずは社会貢献をしながら、会社として利益を上げて存続させる」というおもいのもと、「福祉」「教育」「女性活躍」という3つの社会貢献に取り組まれています。

3つの社会貢献の一つである「女性活躍」を推進するために社内で委員会を結成し、2020年までに管理職の女性の比率を30%まで引き上げるというKPIを設定し、毎月の会議の中で議題にあげ、改善を繰り返しているといいます。

例えば、男性1名を管理職に昇進させるときは、必ず女性も1名管理職に昇進するなど、その取り組みは確実に成果をあげ、30%という数字が現実的なものとなっているそうです。
女性の離職率を引き下げるために「一人三役制度」を導入し、日常的に助け合う文化を醸成することで、子育てや介護など、人生のイベントに直面しても安心してはたらき続けられる組織づくりをされています。

その成果の一つとして、ヒット商品のパスタ揚げがあります。


(収録中に食べたこの「コーンポタージュ味」が衝撃的なおいしさでした)

こちらは、子育て中の女性社員さんが発案した商品。今までは高級米菓の製造業として「“お米”を使った商品」という発想に捉われていたそうです。その女性社員さんの、固定観念の枠にとらわれない視点から、「パスタを揚げる」というアイデアがあり商品化したところ、いまでは、そのオシャレな見た目と味で、三州製菓さんの大人気商品になっています。まさに、イノベーションの結果生まれた商品です。
三州製菓さんには、女性活躍推進だけでなく、他にも社員主導の委員会がいくつもあります。委員会活動において、主役は現場の社員さんであり、委員長に予算を渡し、その管理や意思決定も委員長がおこないます。管理職はその支援をする支援職と呼び、逆ピラミッド型組織として活発に動いています。逆ピラミッド型なので、もちろん、社長が一番下になるという構造です。社員一人ひとりの自律性を高める、組織の土壌を耕す取り組みです。

また、オリジナルの社員手帳を活用され、その中には、なんと会社の決算情報など、社外秘の情報があふれています。この手帳は、社員だけでなく、パートさん(三州製菓さんではパートナーさんと呼ぶ)にも配布しています。情報漏洩を心配し躊躇してしまいそうですが、そこは「人を信じる」という斉之平社長の信念のもと、はたらくすべての人に配られています。「情報の見える化」の徹底は、未来型組織の共通点だなと感じました。
情報がオープンで一人ひとりが自律している現場だからこそ、新しいコトにチャレンジすることにも柔軟に対応できる。ダイバーシティ経営並びにその数々の施策による成果です。

そして、三州製菓さんの次なる新たな挑戦は、「ヒト型ロボットの導入」。

人手不足が深刻化するいま、そしてこれからの社会において、ヒト型ロボットが活躍する場が生まれてくるのではないでしょうか?そのような仮説のもと、大企業ではない、地域の製造業の会社が人型ロボットを導入し未来を切り拓いていきます。

<対談内容>
●会社の理念やあり方について教えてください。

●「教育」「福祉」「女性活躍推進」の3つの分野の社会貢献について、どのような活動をされているのでしょうか?

●「ダイバーシティ経営」についてどのような取り組みをされているのでしょうか?

●逆ピラミッド型組織というユニークな組織のカタチを進められていますが、どのようなキッカケがあったのでしょうか?

●常に新しいコトに取り組まれている三州製菓さんですが、次はどのようなチャレンジをされるのでしょうか?

●斉之平社長と村田先生が感じる「春日部の地域の魅力」というと、どのようなところでしょうか?

今回の収録の中でも、「会社というのは、地域に支えられて継続できると考えていますので、その得た利益を社会に還元するということは大切なのではないかと考えています。」と斉之平社長は語り、まさに、地域に愛される会社のあり方を勉強させていただきました。

今回の放送は、5月22日(月)22:30~23:00です。 越谷市周辺にお住いの方、ぜひ聞いてみてください。

なお、次回6月26日(月)は、生物学や歴史をヒントに経済の動きを予測する エコノミストの野田聖二様にお話していただきます。

≪リスナー限定5大キャンペーン!≫

「大ちゃんの!わくわくワーク」では、リスナーの皆様に感謝の気持ちを込めて、放送中に5つのキャンペーンを実施します。詳しくは放送を聴いて、ぜひ弊社までご連絡ください!お申込み、ご質問は、弊社までどうぞ。(弊社お申込み・お問合せ先 : info@jinji-roumu.com

キャンペーン① 第2回協賛プレゼント企画

提携先は、「わさビーフ」で有名な、山芳製菓株式会社さん!
最近はSNSもバンバン活用して、さらに人気に拍車をかけています。
放送中に感想を載せてメールで送っていただくと、先着で5名様にわさビーフをプレゼント!ぜひ応募してください。

Mail : info@jinji-roumu.com

 

キャンペーン② コワーキングスペースの立ち上げメンバー大募集!

日本の基点「台東区」で、コワーキングスペースを設立するプロジェクトを始動!スペースの利用希望者が5名を募集中!
「AI社会」になる未来、より人間性を発揮できる仕事、働き方が求められてきます。弊社では、そんな未来を見据えて、新しい働き方にチャレンジする方、会社とチームを組んで、チャレンジしたいと考えています。ライフスタイル、ワークスタイルの変化が激しい時代、一緒に進んでいくコワーキングメンバーを募集しています。

社会福祉関係、デザイナー、まちづくり、IT関連、食と農にかかわる人、複業、どこでもオフィスとして台東区を拠点に考えている人。ぜひ、変化をチャンスととらえて変化を楽しんでいける方を募集しています。

コワーキングスペース開設!あと5名!Social Design Lab.

キャンペーン③ 一般社団法人日本ES開発協会で一緒に活動するメンバー大募集!

一般社団法人日本ES開発協会は、「日本の未来の新しいはたらくカタチをつくる」をテーマに活動し、日光街道を踏破するイベントや春日部市でグリーンフェスという地域貢献企業のあつまるお祭りを開催。また、子供たちがワクワク「はたらく」体験をする「はたらく体験ラボ」を実施しています。次世代の子どもたちと共に、地域ではたらく幸せを描くメンバー、事務局を大募集しています。

キャンペーン④ 春日部にある自社農園縄文ファームで農体験!おいしい野菜をプレゼント!

私たちは、庄和の地域にある自社農園「アルパカ縄文ファーム」で、有機栽培にこだわった畑仕事をしています。毎日せわしなくはたらく皆さん、リフレッシュもかねて、一緒に農業体験しませんか?参加者の方には、おいしいお野菜をプレゼントいたします。

※収穫物は季節によって異なりますので、ご了承ください。

キャンペーン⑤ 903シティファーム推進協議会【たごころ便&メンバー募集】

安心・安全・新鮮・美味しい!有機・無農薬食材の【たごころ便】を年3回お届け!

「農」と「食」で 自律した循環型のライフスタイルをデザイン!

持続可能な農業を応援!今の食卓の3割を農業経営者の熱い思いで心豊かに彩りませんか?

昨年は越谷の畑で映画祭を開催!大人の学びの場を創りだす 思い重なるメンバーを募集中です。

https://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/05/写真①.jpghttps://hatarakuba.com/wp-content/uploads/2017/05/写真①-150x150.jpghatarakubaイベント・メディア情報一覧経営と自然の調和わくわくワーク第2回 を2017年5月22日 に放送しました。 ゲスト:三州製菓株式会社  代表取締役社長 斉之平 伸一 氏 対談テーマ:ダイバーシティ経営を実践し常に変化し続ける柔軟な組織へ! 再放送公開中▼ “社員がはたらきやすい会社”“多様性を認め合える会社”。 「はたらきやすい会社が良い会社!」という価値観のもと、やれ「副業解禁だ!」やれ「残業禁止だ!」やれ「女性の役員を増やすぞ!」と、“制度化”することが目的化してしまいがちな今。制度化されずに終わってしまうか、制度化されても時が経つと形骸化してしまう、そんな話を最近よく耳にします。 では、働き方変革、ダイバーシティ経営の推進によって、本質的に、組織はどのように変化するのでしょうか? 今回は、そんな疑問を、ダイバーシティ経営の先駆者であり、これからの社会に適応する柔軟な組織の在り方を示している、三州製菓株式会社の斉之平社長に問いかけ、その変化のプロセスとこれから先の展望について、ワクワクするお話をお伺いしました。 ▶事前の取材の様子はコチラ 三州製菓株式会社 代表取締役社長 斉之平 伸一 氏 一橋大学卒業後、松下電器へと就職し松下幸之助氏の「全員経営」を学ぶ。28歳のときに三州製菓株式会社に入社し、40歳で代表取締役社長に就任。 2013年 3月:経済産業省「ダイバーシティ経営企業 100選」 2016年 2月:埼玉県「渋沢栄一賞」受賞 2016年 6月:内閣総理大臣表彰「男女共同参画社会づくり功労者」 斉之平社長は、一橋大学で過ごした学生時代に、大学の創設者である渋沢栄一氏の「義理両全」「論語とそろばん」を学び、「まずは社会貢献をしながら、会社として利益を上げて存続させる」というおもいのもと、「福祉」「教育」「女性活躍」という3つの社会貢献に取り組まれています。 3つの社会貢献の一つである「女性活躍」を推進するために社内で委員会を結成し、2020年までに管理職の女性の比率を30%まで引き上げるというKPIを設定し、毎月の会議の中で議題にあげ、改善を繰り返しているといいます。 例えば、男性1名を管理職に昇進させるときは、必ず女性も1名管理職に昇進するなど、その取り組みは確実に成果をあげ、30%という数字が現実的なものとなっているそうです。 女性の離職率を引き下げるために「一人三役制度」を導入し、日常的に助け合う文化を醸成することで、子育てや介護など、人生のイベントに直面しても安心してはたらき続けられる組織づくりをされています。 その成果の一つとして、ヒット商品のパスタ揚げがあります。 (収録中に食べたこの「コーンポタージュ味」が衝撃的なおいしさでした) こちらは、子育て中の女性社員さんが発案した商品。今までは高級米菓の製造業として「“お米”を使った商品」という発想に捉われていたそうです。その女性社員さんの、固定観念の枠にとらわれない視点から、「パスタを揚げる」というアイデアがあり商品化したところ、いまでは、そのオシャレな見た目と味で、三州製菓さんの大人気商品になっています。まさに、イノベーションの結果生まれた商品です。 三州製菓さんには、女性活躍推進だけでなく、他にも社員主導の委員会がいくつもあります。委員会活動において、主役は現場の社員さんであり、委員長に予算を渡し、その管理や意思決定も委員長がおこないます。管理職はその支援をする支援職と呼び、逆ピラミッド型組織として活発に動いています。逆ピラミッド型なので、もちろん、社長が一番下になるという構造です。社員一人ひとりの自律性を高める、組織の土壌を耕す取り組みです。 また、オリジナルの社員手帳を活用され、その中には、なんと会社の決算情報など、社外秘の情報があふれています。この手帳は、社員だけでなく、パートさん(三州製菓さんではパートナーさんと呼ぶ)にも配布しています。情報漏洩を心配し躊躇してしまいそうですが、そこは「人を信じる」という斉之平社長の信念のもと、はたらくすべての人に配られています。「情報の見える化」の徹底は、未来型組織の共通点だなと感じました。 情報がオープンで一人ひとりが自律している現場だからこそ、新しいコトにチャレンジすることにも柔軟に対応できる。ダイバーシティ経営並びにその数々の施策による成果です。 そして、三州製菓さんの次なる新たな挑戦は、「ヒト型ロボットの導入」。 人手不足が深刻化するいま、そしてこれからの社会において、ヒト型ロボットが活躍する場が生まれてくるのではないでしょうか?そのような仮説のもと、大企業ではない、地域の製造業の会社が人型ロボットを導入し未来を切り拓いていきます。 <対談内容> ●会社の理念やあり方について教えてください。 ●「教育」「福祉」「女性活躍推進」の3つの分野の社会貢献について、どのような活動をされているのでしょうか? ●「ダイバーシティ経営」についてどのような取り組みをされているのでしょうか? ●逆ピラミッド型組織というユニークな組織のカタチを進められていますが、どのようなキッカケがあったのでしょうか? ●常に新しいコトに取り組まれている三州製菓さんですが、次はどのようなチャレンジをされるのでしょうか? ●斉之平社長と村田先生が感じる「春日部の地域の魅力」というと、どのようなところでしょうか? 今回の収録の中でも、「会社というのは、地域に支えられて継続できると考えていますので、その得た利益を社会に還元するということは大切なのではないかと考えています。」と斉之平社長は語り、まさに、地域に愛される会社のあり方を勉強させていただきました。 今回の放送は、5月22日(月)22:30~23:00です。 越谷市周辺にお住いの方、ぜひ聞いてみてください。 なお、次回6月26日(月)は、生物学や歴史をヒントに経済の動きを予測する エコノミストの野田聖二様にお話していただきます。 ≪リスナー限定5大キャンペーン!≫ 「大ちゃんの!わくわくワーク」では、リスナーの皆様に感謝の気持ちを込めて、放送中に5つのキャンペーンを実施します。詳しくは放送を聴いて、ぜひ弊社までご連絡ください!お申込み、ご質問は、弊社までどうぞ。(弊社お申込み・お問合せ先 : info@jinji-roumu.com) キャンペーン① 第2回協賛プレゼント企画 提携先は、「わさビーフ」で有名な、山芳製菓株式会社さん! 最近はSNSもバンバン活用して、さらに人気に拍車をかけています。 放送中に感想を載せてメールで送っていただくと、先着で5名様にわさビーフをプレゼント!ぜひ応募してください。 Mail : info@jinji-roumu.com   キャンペーン② コワーキングスペースの立ち上げメンバー大募集! 日本の基点「台東区」で、コワーキングスペースを設立するプロジェクトを始動!スペースの利用希望者が5名を募集中! 「AI社会」になる未来、より人間性を発揮できる仕事、働き方が求められてきます。弊社では、そんな未来を見据えて、新しい働き方にチャレンジする方、会社とチームを組んで、チャレンジしたいと考えています。ライフスタイル、ワークスタイルの変化が激しい時代、一緒に進んでいくコワーキングメンバーを募集しています。 社会福祉関係、デザイナー、まちづくり、IT関連、食と農にかかわる人、複業、どこでもオフィスとして台東区を拠点に考えている人。ぜひ、変化をチャンスととらえて変化を楽しんでいける方を募集しています。 https://hatarakuba.com/recommend/coworking/ キャンペーン③ 一般社団法人日本ES開発協会で一緒に活動するメンバー大募集! 一般社団法人日本ES開発協会は、「日本の未来の新しいはたらくカタチをつくる」をテーマに活動し、日光街道を踏破するイベントや春日部市でグリーンフェスという地域貢献企業のあつまるお祭りを開催。また、子供たちがワクワク「はたらく」体験をする「はたらく体験ラボ」を実施しています。次世代の子どもたちと共に、地域ではたらく幸せを描くメンバー、事務局を大募集しています。 キャンペーン④ 春日部にある自社農園縄文ファームで農体験!おいしい野菜をプレゼント! 私たちは、庄和の地域にある自社農園「アルパカ縄文ファーム」で、有機栽培にこだわった畑仕事をしています。毎日せわしなくはたらく皆さん、リフレッシュもかねて、一緒に農業体験しませんか?参加者の方には、おいしいお野菜をプレゼントいたします。 ※収穫物は季節によって異なりますので、ご了承ください。 キャンペーン⑤ 903シティファーム推進協議会【たごころ便&メンバー募集】 安心・安全・新鮮・美味しい!有機・無農薬食材の【たごころ便】を年3回お届け! 「農」と「食」で 自律した循環型のライフスタイルをデザイン! 持続可能な農業を応援!今の食卓の3割を農業経営者の熱い思いで心豊かに彩りませんか? 昨年は越谷の畑で映画祭を開催!大人の学びの場を創りだす 思い重なるメンバーを募集中です。下町の農と食で地域をつなぐ